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2025年08月26日SEO対策とMEO対策の違いとは?中小企業が取るべきWeb集客戦略

はじめに

中小企業の経営者や担当者の方からよくいただく質問のひとつが、
「SEO対策とMEO対策って、何が違うの? どちらに力を入れるべき?」というものです。

いまや消費者は検索エンジンだけでなく、Googleマップやスマホ検索から直接お店やサービスを選ぶ時代。つまり、SEOとMEOを正しく理解し、自社に合った戦略を取ることが集客の分かれ道になります。

本記事では、SEOとMEOの違いをわかりやすく整理し、中小企業がまず取り組むべきポイントをご紹介します。

SEO対策とは?検索順位を上げる王道手法

SEO(Search Engine Optimization)は、GoogleやYahoo!などの検索結果で自社サイトを上位表示させるための施策です。

  • 対象:検索エンジン全体
  • 目的:自社サイトや記事へのアクセス増加
  • 具体例:ホームページ作成時の内部対策(タイトル、メタ情報、構造化)、コンテンツマーケティングによる記事発信、被リンク獲得など

SEOは幅広い検索キーワードでの集客に強く、全国規模・業界全体での露出を狙いたい場合に有効です。

MEO対策とは?Googleマップで上位表示する方法

MEO(Map Engine Optimization)は、Googleマップやローカル検索での上位表示を目的とした施策です。

  • 対象:Googleマップ、Googleビジネスプロフィール
  • 目的:実店舗への来店、地域での認知拡大
  • 具体例:Googleビジネスプロフィールの登録・最適化、口コミ管理、写真や投稿の更新

スマホ検索で「地域名+サービス(例:大阪 カフェ、東京 税理士)」と入力された時に、地図上で自社が目立つようになります。
店舗型ビジネスや地域密着型の中小企業にとっては必須施策といえます。

SEOとMEOの違いを徹底比較

SEOとMEOはどちらも「検索で自社を見つけてもらう」ための重要な施策ですが、対象や効果の出方は大きく異なります。
その違いを理解していないと、自社に合わない施策に時間や費用を投じてしまうリスクもあります。

そこでここでは、SEOとMEOを項目ごとに比較し、違いを明確に整理してみましょう。

このように、SEOとMEOは「どちらが良い・悪い」ではなく、役割と目的が異なる施策です。
全国的に顧客を集めたい企業はSEOを重視し、地域での来店や問い合わせを狙うならMEOを優先する、といった戦略の違いがあります。

最も効果的なのは、自社の事業計画にあわせてSEOとMEOをバランスよく組み合わせることです。
ホームページ作成やECサイト構築と連動させることで、集客効果をさらに高めることが可能になります。

中小企業がまず取り組むべきはどちらか?

結論から言うと、

  • 店舗型・地域密着型のビジネス → まずはMEO対策から
  • 全国から集客したいビジネス(ECサイト、情報発信型) → SEO対策を重視

さらに理想は、SEOとMEOを連動させること
例えば、ホームページ作成時にSEOを意識しつつ、GoogleビジネスプロフィールをMEO視点で最適化すれば、オンライン・オフラインの両面から顧客獲得につながります。

まとめ|中小企業に最適なWeb集客の進め方

SEOもMEOも、それぞれ強みが異なります。
「検索結果での露出」だけでなく「地図検索での露出」も強化することで、競合との差別化が可能になります。

片岡メディアデザイン株式会社では、

  • SEO対策を意識したホームページ作成
  • MEOを強化するGoogleビジネスプロフィール運用
  • SNS運用・Web広告との組み合わせによる総合的なWebマーケティング

をワンストップでご支援しています。
「自社にはどちらが必要か?」とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。https://otsum10.com/contact-us/

この記事を書いた人

武田 明宏

武田 明宏

中小企業診断士/一級販売士(日本販売士協会 登録)/DCFM(米国DMA認定)

片岡メディアデザイン株式会社 専務取締役